金色のかえる

金色のかえる
こいのぼりの玉飾りの上で、
ふんぞりかえって
王さまきどり
羽やすめに来た
すずめをつかまえ
「ひかえろひかえろ」と
のどをふくらせ
いばっていたけど
すずめが笑って
「こいのぼりの玉飾りには
おまえのような
金色のかえるが
どこにでもいて
王さまきどり」
それをきいては
金色のかえるも
はずかしいやら、みっともないやら
見る間に色をうしなって
柱をこそこそはいおりて
さといもの葉のお里に帰って
ふきの葉で、頬かむりをして
霧雨の中にすわって
頭をさんざん冷やしたころには
すっかりもとの
あおがえる





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【詩・童謡】 金色のかえる|Kobitoのお絵描きブログ