子供の絵、特に、幼児期に描かれた絵というのは、大人が描いた絵にはない独特の雰囲気があります。
自由で、大らかで、常識にとらわれない奔放さが魅力だと思います。

パブロ・ピカソは、デッサン力の優れた画家として知られていますが、晩年、幼児画の魅力に惹かれて、技術を重視しない『子供のような絵』を描くようになりました。

この試みは、当時評論家からこっぴどくけなされましたし、現在でも、彼の膨大な作品群の中では、一段低く評価されているような気がします。

ただ、この時期にピカソが描いた絵に、励まされている描き手は、私も含めてけっこう多いのではないかと思います。

下の絵は、私なりに幼児画の雰囲気を出そうと努めて描いた絵です。


img787cs-.jpg

タイトルは、『子供』です。
テーマを決めずに自由に描いているうちに、微笑んでいる子供の顔に思えたので、こういうタイトルを付けました。
ハガキサイズのケントボードに、色鉛筆で彩色してあります。

ピカソは、「本能的に、そして無意識に、私は絵のために絵を描く。」と語っています。
それは、子供が絵を描くときの理由と同じですし、だからこそ、ピカソは子供の絵に強く共感できたのだと思います。

私も、そこまで自然体で、自由な気持ちで絵が描けるようになりたいな、と願っています。



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この記事へのコメント:
このブログの文章の一部を少し引用させていただきます。

幼児性の絵の見本として「いるか」の動画を紹介させていただきたいと思います。

事後承諾の形になってしまい申し訳ありません。どうか、よろしくお願い致します。
2015/01/13(火) 16:59 | URL | さえこ #-[ 編集]
さえこさん、
どうぞ、自由に引用して下さい。
「いるか」の絵も、シンプルさが童画に通じますね。
考察が有意義な時間になりますように。^^
2015/01/13(火) 17:24 | URL | Kobito #-[ 編集]
2年前の書評に追加する形で紹介させていただきました。




こちらになります。ありがとうございましたm(_ _)m
2015/01/13(火) 18:23 | URL | さえこ #-[ 編集]
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幼児期の絵(童画)の魅力について。|Kobitoのお絵描きブログ