制作中のありんこの物語のイラストに、少し色を塗り始めたので公開します。前回の下絵と見比べると、ジョーとトニに触角が生えて、尻尾の形が丸く整えてあるのが分かると思います。以前より、少しアリらしくなったかな・・・。^^
お話の続きは、今から考えて絵の下に書きたいと思います。どんなお話になるのか、私にもまだ分かりません・・・。

小さな幸せ色ぬり1基礎 正視化縮小

 ジョーとトニは、野原の先にある、小川の方へ行ってみる事にしました。秋に、巣のありんこ達みんなで、シロツメクサの花の種を集めに行った場所です。
トニは、ジョーからもらった砂糖で、少し元気が出たようでした。
「シロツメクサは、雪のように白いから、きっと冬でも咲くんだよ。」
ジョーの後ろをついて歩きながら、トニが言いました。
「うん、雪は、シロツメクサに、そっくりだ。」
ジョーとトニは、去年の冬、巣の入り口が壊れて、みんなで修理をした時、真っ白な雪が、空から落ちては、地面に消えていくようすを、一緒に見たのでした。
土手の上の、わだちででこぼこな道を、やっとの思いで渡ると、坂の下に、広い河原が見えました。
けれど、そこは、秋とは様子が違って、茶色い枯れ草が、ずっとずっと、どこまでも広がっているのでした。
トニは、すっかりあきれてしまいました。ここが、本当に、バッタやテントウムシでにぎやかだった、あの河原でしょうか。
「ここで待っている?」
ジョーが、トニの顔をのぞき込んで聞きました。
トニは、びっくりしたように、目を大きくして、首を横に振りました。
それで、二人は、土手を下って河原の方へ、歩いて行きました。



つづく


にほんブログ村 イラストブログへ
関連記事
拍手ボタン
コメント:
この記事へのコメント:
コメント:を投稿する
本文:
 
ファンタジーイラスト 『小さな幸せ』 色ぬり1|Kobitoのお絵描きブログ