先日公開したファンタジーの挿絵イラストに、少し色を塗ってみたので公開します。この画像は、レモン色→オレンジ→黄土→朱色→赤の順で色を重ねた状態です。今後、同じように、青→黄緑→緑→茶→ピンク→紫→黒の順で色を重ねて行きます。(なるべく色味の近い順に塗っていきます。)この全行程が終わって、初めて下塗りの終了という事になります。各パーツの固有色は、その後で塗り始めます。(この塗り方は、私の好きな方法なんですが、一般的には固有色を最初から塗る、という人が多いと思います。)

物語は、導入部でいつも悩むんですが、今回は夢の中で旅をする、という『不思議の国のアリス』のスタイルで書いてみたいと思います。出だしの所を、少し考えてみたので、良かったら絵の下を読んでみて下さい。^^

私の物語下塗り1 正視化縮小


 主人公の名前は「さえ」と言います。今年の春から、高校に通い始める15歳の少女です。彼女は小さな時から空想が大好きで、お父さんから買ってもらったお絵描き帳には、へんてこな生き物や植物がクレヨンでたくさん描いてありました。
さえは、小学校までは、自分の考えた世界に夢中で、絵を描いたり、お話を考えたりして、毎日を楽しく過ごしていました。でも、あんまりおかしな空想ばかりしているので、両親が心配して、さえがそういう話をするたびに、悲しそうにため息をついたり、「そんな遊びはやめた方がいい」と注意するようになりました。
さえは次第に、自分のしている事が、両親を困らせる悪い事だと思うようになりました。それで、お父さんが、お絵描き帳を捨ててしまった時も、泣きたいのを我慢して、「せいせいしたわ!」と言いました。それから、お母さんが古新聞をちり紙交換に出すときに、物語を書いたノートを、自分から渡して、トイレットペーパーに換えてもらいました。
中学に通い始めると、さえはすっかり普通の女の子になりました。もう、天使や妖精が、本当にいるとは思っていませんでした。そして、自分の考えたお話の内容も、すっかり忘れてしまいました。
あの夜、再びみんなと出会うまでは・・・。

つづく

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ファンタジーイラスト 「私の物語」 第1話と下塗り1|Kobitoのお絵描きブログ