子供の頃、家の近所の絵画教室に毎週一回通っていて、そこでクレヨンと水彩絵の具を使った絵を描いていました。

放任主義の教室だったので、ほとんどの時間、棚に並んでいるドラえもんの単行本を読みふけって過ごすという、極めて不真面目な生徒でしたが、あの教室で、自分がどういう絵が好きなのかという、基本的な感覚を教えてもらえたと、今考えると思います。
私はその女先生の絵がきれい事過ぎてあまり好きではなかったし、私の描いた絵に先生が手を加える事にも強い抵抗感を覚えました。
私には、あのほとんど絵の知識も技術もなかった生徒だった当時から、私の好きな画風というものが、確かにあったようなのです。

クレヨンというのは、独特な画材です。
発色が極めて良い代わりに、美しく混色する事が難しい。描いた後で修正が利かない。水をはじくので、水彩絵の具を塗り重ねても、重ね塗りができない。

これらの特性のうち、発色が良い、というのと、水をはじく、という性質は、上手く使うととても効果的に作品の中で生かす事ができます。

それを、今回久しぶりにクレヨンを使って絵を描いてみて、再認識しました。

花火をモチーフにした、半抽象的な絵です。

img2-288s-.jpg


クレヨンの白を上手く使って、色を乗せたくない部分をカバーしてやると、後で水彩絵の具を塗るときに、きれいにその部分の白色を残す事ができます。
この技法が使えるという点だけでも、画材としてかなり魅力的です。
これからは、イラストを描くときに、クレヨンも積極的に用いてみようと思います。





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クレヨンと水彩絵の具による絵 『花火』|Kobitoのお絵描きブログ