レッドツェッパゲインとは、レッドツェッペリンの全盛期の演奏を完全再現することで、高い評価を得ているトリビュートバンドです。
アメリカのカリフォルニア州を中心に活動していて、日本にも年に1回来日して公演を行っているそうです。
残念ながら、私は生で見る機会がないので、ファンが撮影してYouTubeにアップするライブの動画を、毎回視聴して楽しんでいます。
レッドツェッパゲインの動画をアップする人たちの中でも、Roxana Atilanoさんという方が、特に熱烈なファンらしく、彼女がライブのたびに撮影して動画を公開してくれるので、ツェッパゲインの活動を日本にいながら楽しむことができています。本当に感謝です。

また、本家のレッドツェッペリンには、膨大な量のライブのブートレッグ(海賊版)があることで有名なんですが、レッドツェッパゲインがライブを撮影させて公開することを容認する姿勢には、自分たちの活動がブートレッグとして記録されて行く事を、本家に習って再現しようとしているようにも思えて、それも嬉しいところです。

今日は、そのRoxanaさんが2016年8月19日に撮影した、カリフォルニア州サン・ファン・キャピストラーノのザ・コーチ・ハウスというライブハウスでのライブの模様を、一挙にご紹介します。
この日のライブは、レッド・ツェッパゲインのこれまでの数ある演奏記録の中でも、最高の出来栄えだと思います。
特に、撮影場所がステージの正面ではなく側面であることから、デレク・スミスさんのドラムの音が、非常にパワフルに録れており、結果として全体の迫力を押し上げることに成功しています。
前回、レッドツェッパゲインの動画を紹介した時は、「トリビュートバンドとして、これ以上の演奏は望めないのではないか。」とも思えたんですが、今回の演奏は、その時の演奏からさらに質を上げていて、このバンドが現在進行形で進化しているバンドであることがあらためて実感できました。
だからこそ、私は彼らの活動を応援し、最新のライブ映像を探し続けているのです。
もし、彼らが本家の研究や即興を重視したスタイルをやめてしまって、同じ演奏を繰り返すだけの平凡なトリビュートバンドになってしまったら、私は次第に興味を失ってしまうでしょう。
音楽で高度に進化し続けるのは、本当に難しいことですが、すでにトリビュートバンドとして、前人未到の域まで達しているので、さらに先を目指して、研鑽を続け、夢を見せ続けてほしいな、と願っています。






















クリスマスが近いので、今日はクッキー作りに初めて挑戦してみました。
自己流を交えたレシピですが、手作りしてみたい方は、参考にして下さい。

用意する物
・バター 200g
・卵 2個
・砂糖 100g
・小麦粉(薄力粉) 260g
・ブランデー 
・バニラエッセンス
・チョコチップ
・純ココア


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バターは、冷やした状態だと固いので、冷蔵庫から出して、常温で柔らかくしておきます。



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バターに砂糖を加えてよく混ぜます。


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卵を加えてよく混ぜます。(私は卵黄だけ使いましたが、白身も入れた方がより良いつなぎになりそうです。)


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ブランデーとバニラエッセンスをかくし味程度に少量入れます。(この二つは私の思い付きで入れたので、省いても大丈夫です。)


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小麦粉を加えて大まかに混ぜます。混ぜすぎるとべったりした焼き上がりになるので、軽く混ぜるだけで大丈夫です。


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チョコチップを加えて混ぜます。


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でき上がった生地をラップの上で平らに伸ばして包みます。左側の生地は純ココアを混ぜました。
ラップで包んだ生地を冷蔵庫に入れて30分くらい冷やします。


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プレートの上にクッキングシート(オーブン用)を敷いて、その上に型抜きした生地を並べ、180度のオーブンで17分焼きます。


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表面にきれいな焼き目が付いたら完成です。これはちょっと焼き過ぎ。(今回はハート形にしてみました。型は金型で型抜きしても良いし、粘土細工のように手で好きな形に整えても良いです。私は手で整えました。)


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色違いのクッキーは、こんな風に並べると見栄えが良いです。



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白いハート。


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茶色いハート。


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いつものように、材料の分量を量らずに、目見当で作ったんですが、けっこう美味しくできました。
焼きたては柔らかいんですが、冷ますと固く、サクッとした食感になります。

よかったら、お一ついかが?^^


ファンタジー小説「魔法使いサキの物語」の、第12章・第5話です。
この作品は、前回の更新から、かなり期間が開いてしまいました。その間、他の小説を書いたり、フィギュア作りにいそしんだりしていましたが、そういう寄り道を経ることで、滞っていた筆が走りはじめることを期待していたわけです。

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魔法使いサキの物語 第12章・第5話 『密航』

その夜、サキたちは農場を出て、街から離れた人気のない海岸に向かうと、砂浜に引き上げられていた穴の開いた小舟を手早く修理して、肩を寄せ合うようにそれに乗り込み、カイザールの魔法の力で、風と波を操りながら船出しました。
「この小舟でシンギ半島まで行けないかしら。交易船に審問官が乗っていたらと思うと、近づくのが怖いわ。」
ホピンは寒さにショールをかき合せると、船首に立って舟をあやつるカイザールに問いかけました。
「無茶を言うな。シンギ湾は海流が早くて波も荒い。俺の頼りない魔法では、途中で力尽きてしまうぞ。」
カイザールは舟の操縦に集中しているらしく、振り向かずに答えました。
そして、
「なに、取り締まりが厳しいのは、船が港から出るまでさ。審問官も、国境を越えてまでは追って来るまい。」
と付け足しました。
「お母さん、大丈夫よ。いざとなったら、こっちには腕の立つ魔法使いが三人もいるんだから。捕まえようなんて来た日には逆にやっつけちゃえばいいのよ。」
とレカが言いました。
「ははは。その通りだ。俺たちより、レカの方がどうすればいいか分かってる。」
カイザールが朗らかに笑ったので、ホピンも少し安心して、「みんなで、力を合わせて乗り切りましょうね。」と言いました。
サキは、牢番から聞いた、フラトでの革命の勃発が本当ならば、サドゥの地方長官は出国する交易船よりも、東の国境から流入する人々の取り締まりに人手を割くよう、審問官に命じるだろうと思いました。ただ、サキは革命のことを、カイザールにはまだ話していませんでした。
彼が再びフラトに戻って、今度は革命軍に身を投じようとする事を、心配したからです。
カイザールの操る小舟は沖合に出ると、波を鎮めながら夜明けまでそこに留まりました。
まだ薄暗いうちに、交易船はサドゥの港を出て、波をかき分けながら小舟の方に近付いてきました。
朝霧がうっすらと立ち込めた上、小舟はカイザールの魔法のもやに厚く包まれていたので、交易船の船尾に小舟を付けて、ロープを伝って四人が交易船に乗り込んでも、船員や乗客に気が付かれることはありませんでした。
カイザールはサキたちを物陰に隠れさせると、魔法で船員の一人に扮装して、船長室に忍び込み、船底の三等客室の乗客名簿に、四人の乗客の名前を書き足しました。
これで、密航者たちの船旅の安全は、ひとまず確保できたというわけです。
サキは、カイザールの魔法を操る力、そして用いる魔法の多彩さに、ただただ感心するばかりでした。

つづく

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クリスマスが近いという事で、今日はそれにちなんだ短編の小説を発表します。
タイトルは、『物語が書けなくなったマヤさん』です。
この作品は、実は1年前の2015年のクリスマスに書き上げていた作品なんですが、『ペンギンのアッチシリーズ』(クリスマスだけに発表していた童話シリーズ)の2作目も同時に書き上がったので、2015年はそちらを公開することにして、『物語が~』の方は、一年の保存期間をおいて、いよいよ2016年の今日、皆さんにお披露目できる運びとなりました。
創作を趣味にしている人なら、誰もが一度は経験したことのある嫌~な期間、それが“スランプ(低迷期)”です。
スランプを乗り越えるには、どうすればいいか。
この作品には、私の経験も踏まえた、その方法が書いてあります。

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物語が書けなくなったマヤさん

マヤさんは、今朝からもう幾度も、あっちの部屋からこっちの部屋へと、行ったり来たりしていました。
マヤさんは、物語を書くのが仕事なのですが、その肝心の物語が、今日はちっとも、思い浮かばないのです。
こんなに発想が湧かなくなったのは、二十何年もこの仕事をしてきて、はじめてでした。
「すっかり物語が出尽くしてしまって、すっからかんになったのか。しかし、今日の夕方には、編集者のコツガイさんが原稿を取りに来る。何かひねり出さなくちゃならんよ。」
マヤさんは、居間にあった本や雑誌や新聞を、手当たり次第に読んでみたり、とっておきのレコードをかけてみたり、ふだん飲まない、とびきり苦いコーヒーを、顔をしかめて飲んでみたりしましたが、浮かんできたのは、猫のモリーの爪を、そろそろ切ってやらないといけないな、という用事だけでした。
「いよいよ困ったぞ。いつもなら、もうけっこうというくらい、次々とアイデアが浮かんでくるんだが。」
こんなことを考えながら、マヤさんは、上の空でモリーの爪を切るものですから、モリーは気が気でなくて、とうとう「ふにゃー!」と鳴くと、マヤさんのひざの上から、ひとっ飛びで、逃げ出してしまいました。
マヤさんは、「爪切り・・・もとい、締め切りの事ばかり考えるから、かえっていかんのだ。他の事に熱中して、締め切りを忘れてるくらいの方が、かえってすんなり良いアイデアが出るかもしれないよ。」と思って、先週やりかけにしておいた、客間の本棚の組み立てに取り掛かることにしました。
先週は、図面通りにねじが入らないので腹を立ててやめてしまったのですが、今日はすんなり入るので、「あの日は雨だったからな。湿気が邪魔をしたのだ。」と、ひとりごちながら、機嫌よく組み立てを進めました。(本当は、先週組み立てようとした時は、たて板が上下逆さまだったので、ねじが入らなかっただけです。)
やがて、ねじがすっかり取りつけられた本棚ができ上がると、マヤさんは、部屋のすみに積んだ本や雑誌を一束ずつ棚の前に運んで来て、一冊ずつ内容をあらためて、読みふけりそうになるたびに、あわてて本をとじながら、考え考え、棚の各段に並べて行きました。そして、「上の段と下の段には、めったに手に取らない本を、まん中の段には、しょっちゅう手に取る本を並べる。これが、整頓家に言わせると、賢い整頓術なのだそうだ。だけど、私の場合、手に取ったら、後ですっかり読んでしまおうと思って、とりあえずまん中の段に置くだろうから、だんだんみんな、まん中の段に集まって来てしまうような気がするんだが。」と、こんなことを考えながら、種類や大きさごとに、時間をかけて、念入りに並べて行きました。
そして、気に入った感じに整頓がすむと、後ろの窓際まで下がり、すっかり本で埋まった本棚を満足そうにながめてから、祝杯をあげようと、初夏に浸けておいた梅酒を取りに、軽い足取りでキッチンへ向かいました。
すると廊下で、キッチンの窓辺で日向ぼっこをし終えたモリーと、鉢合わせしました。でもモリーは、さっきマヤさんから、上の空で爪を切られたことを、根に持っていたので、「ふにゃー!」と不機嫌そうに叫ぶと、きびすを返して、もと居たキッチンへ、逃げ込んでしまいました。
その、モリーの去りぎわの、仏頂づらを見た時に、マヤさんは、「あっ!締め切り!」と言って、すっかり原稿のことを忘れていたことを、思い出しました。
マヤさんは、腕組みをして、肩をすくめると、
「やれやれ、我ながら、よくここまでうまく忘れられたものだ。しかし、もしこのまま、原稿のことを思い出せずにすごしていたら、夕方になって、編集者のコツガイさんがやってきた時に思い出す、という事になっていたぞ。そうしたら、コツガイさんからあきれられたな。」
マヤさんはしかたなく、今朝と同じように、あっちの部屋からこっちの部屋へ、あてもなく、行ったり来たりしはじめました。でも、物語を書けそうな方法は、今朝からみんな試してしまったので、他に何をしたらいいのかなんて、いくら考えても、浮かんで来るはずもないのでした。
すると、玄関のそばを通りかかったところで、待っていたように呼び鈴が鳴ったので、マヤさんは飛び上がるほどびっくりしました。でも、壁かけ時計を見て、まだコツガイさんが来るには早過ぎると分かったので、誰だろうと思いながら、こっそり扉を開けてみました。すると、そこにはお隣のウニさんが、なにやら美味しそうな物をたくさん詰めたバスケットを抱えて、にこにこ笑って、立っていました。
「なんだ、ウニさんか。」
「なんだとはご挨拶だね。他にもお客さんがあるの?」
そこでマヤさんは、今朝からのことを話して、どうにもなりそうにないが、どうしたものだろうか、と相談しました。
ウニさんはマヤさんの話を聞き終えると、頬に手を当てて、しばらく考えてから、
「それなら、今日が、どんな一日だったか、書いたらいいじゃないの。」
と言いました。
マヤさんは、きょとんとしていましたが、やがて、「おや、そういえば、そうだね!」と言って、さっそく書斎に駆け戻って、机に向かいました。
するとどうやら、これまでのすったもんだがうそのように、すらすらと書き進めることができるのでした。
「ウニさんの言葉は、まるで魔法みたいだ!」

その日の夕方、コツガイさんが原稿を受け取って、上機嫌で帰った後で、マヤさんとウニさんは、キッチンのテーブルで、ウニさんが持参したローストターキーと、マヤさんが大好きなトマトたっぷりのロールキャベツと、きゅうりと大根とトビウオの酢の物をそれぞれ取り分けて、マヤさんの自家製の梅酒で乾杯をしました。(モリーは、ウニさんから好物のささみがもらえたので、いっぺんに機嫌が直りました。)
「ところで、どうして今日は、こんなご馳走を持って来てくれたの?」
マヤさんがローストターキーをほおばりながら聞くと、ウニさんはあきれて、
「なに言ってんの。今日はクリスマス・パーティーをしようと、一週間も前から約束してたんじゃないの!」
と言いました。
「あっ、そうだった!」
そうです。マヤさんは、ウニさんとのクリスマス・パーティーの約束も、今日がクリスマス・イブだった、という事も、ここへ来てようやく、思い出すことができた、というわけです。


おしまい


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オリジナルフィギュアの制作過程、その4です。

今回は、原型作りの最後の仕上げとして、未制作だった両手を作ります。

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ちなみに、私がフィギュア制作に用いている道具は、この写真のニードルと鉄ベラの2本です。
この2本があれば、制作初期から完成までの全ての造形がこなせます。特に、鉄ベラは、この形状の物が一番使いやすいです。
「パジコ ステンレス細工棒」という商品で、883円と少々値が張りますが、Amazonで購入することができます。

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両手を作る時に気を付けるのは、フィギュアの大きさに対して、大き過ぎず小さすぎず、ちょうどいいサイズにするという事と、左右の手の大きさを同じにする、という事です。
細かいパーツなので、よく乾かしてから腕に接着します。


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腕に手を付けた状態です。
箱を持たせる予定なので、まず片手を接着して乾かしてから、もう一方の手を接着し、乾ききる前に箱を持たせて手の位置や角度を調整します。


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無事に手が取りつけられたので、いよいよケーキの箱を持たせてみました。
うーむ、ケーキのサイズが、フィギュアに比べて大きいので、この子にとってはかなりジャンボサイズのショートケーキですね。^^;
食べ応えがありそう。




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斜め後ろから。



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後ろ。



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左横から。


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途中で落下して破損した事もありましたが、どうやらいい感じに仕上げることができました。
あとは、1週間ほど乾燥させて、オーブンで焼けば、頑丈な原型の出来上がりです。




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ケーキのミニチュアは、Creemaという手芸販売のサイトで創作活動をされている、あずきさんから購入させて頂きました。
5円玉との比較で分かると思いますが、1cm程度の小ささながら、近くで見ても美味しそうに見える、素晴らしい出来栄えです。
CreemaのあずきさんのページのURLを貼っておくので、ご興味のある方は、遊びに行ってみてください。

あずきのギャラリー | ハンドメイド通販・販売のCreema




オリジナルフィギュアの制作過程、その3です。

今回は、その1、その2で製作した、胴、頭、脚のパーツを、水で柔らかくした粘土(フィギュアを作ったのと同じもの)を接着剤にして、組み立てて行きます。
この行程が、フィギュア作りで一番楽しい時間です。

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ヤコのオーブン陶土は、乾くとかなり固いので、プラモデルと同じ感覚で、各パーツを接着して行くことができます。
接合部分からはみ出した接着用の粘土は、水で湿らせたヘラできれいに取り去って表面をならしてやります。
どうでしょう、全体像が形になると、やっぱり良いものでしょう?
手がないのは、持たせるケーキの箱のサイズに合わせて、手首の角度を変えないといけないので、最後に作る予定だからです。


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人形だけだと自立できないので、台座に立たせることにしました。
フィギュアが主役なので、台座は簡単な作りです。


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台座にフィギュアを接着した状態です。イイ感じではありますが、台座が小さすぎて、何度か転倒して部分的に壊れてしまったので、この下にさらに台座を作らなくてはいけなくなりました。(TT)修理が大変だった・・・。


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ポニーテールです。こういう細かい細工を所々に入れると、フィギュアがいっそう見栄えよくなります。


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ポニーテールを付けたところ。ポニーテールは、明るく元気な印象を与えます。


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後ろから。


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横から。
ポニーテールを接着した後で、またしてもフィギュアを机から落下させてしまい(TT)、今度は各パーツがばらばらになってしまいました。
幸い、折れたのが目立たない場所で、断面が綺麗だったので、そのまま接着し直すだけで済みましたが、苦労した顔の造形などが壊れてしまったらひとたまりもありません。

早くしっかりした土台を作らなければ・・・。(・・;)

その4につづく


ミニチュアのフィギュア『ケーキをもらって喜ぶ少女』の制作、その2です。
今回は、脚と顔を造形します。

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どのパーツにも言える事ですが、、最初から細部を作っていると、粘土が柔らかいために、指の圧で曲がったり折れたりしてしまいます。
なので、最初は大雑把に形を作り、少し乾かして粘土を固くしてから、ヘラで削って形を整えて行く、という段取りで製作を進めます。
女性の脚は、かかとを開いてやや内また気味に造形した方が、女性らしさが出ます。
フィギュアの子どもは小学校低学年くらいの設定なので、脚は思い切って短足にしました。
タイツを履き、靴を履いていない脚なので、彩色の際に、全体を黒で塗る予定です。


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つづいて、顔の造形です。
顔の造形で大事なのは、目、眉、鼻、口、そして輪郭が、左右対称かどうかという点です。
写実的な造形であるほど、左右の非対称が目立ってしまいます。
とはいえ、身長8センチくらいのフィギュアなので、顔は1.5cmくらいしかありません。
細い鉄のニードルと小さな鉄ベラで、粘土を少し削っては、少し盛るという感じで、慎重に造形して行きます。
拡大写真で見ると、両目の位置の不揃いなど、粗が気になる個所もありますが、この小ささで、ここまでできたら上出来です。^^
ほっぺたのふっくらした肉付きが、上手く表現できたのが嬉しいです。

次回は、でき上がったパーツを組み立てて行きます。



ちょっとご無沙汰でした。
今日は、現在粘土で作っているミニチュアのフィギュアの、制作過程その1をご紹介します。
タイトルは、『ケーキをもらって喜ぶ少女』です。

某サイトで、美味しそうなケーキのミニチュアを購入したんですが、それを持たせるフィギュアがあったらいいな~と思って、製作することにしました。


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使用する粘土は、ヤコというメーカーのオーブン陶土「紅陶」です。
アマゾンで、400g523円で購入することができます。
160℃~180℃に温度調節ができるオーブンがあれば、加熱して焼き物にすることができる粘土です。


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フィギュアは、『ケーキのミニチュアを作った作家さんから完成品を受け取って喜んでいる少女』、という設定です。
まず、胴体部分の上着とスカートを造形します。
衣服の造形に慣れていないので、上手くできるか、若干不安でしたが、スカートの折り目を丁寧に作ったおかげで、わりと見栄えよくできました。
細かい部分の修正は、粘土が柔らかいうちは難しいので、少し乾かして固くなってから行います。

これを乾かしている間に、頭部と脚部を製作します。


つづく


2016年12月|Kobitoのお絵描きブログ .951.950.948.947.944.943.942.941