いらっしゃいませ!
当ブログでは、自作のファンタジー小説、童話、SF小説、詩、また、それに添える手描きの挿絵やイラストなどを中心に公開しています。
イラストは、天使、動物(犬、猫、小鳥)、似顔絵、アニメ、マンガ、ボカロ、織部焼など、オリジナルからお気に入りのキャラクターまで、色々描いていきたいと思います。写真は身近な風景や草花など、YouTubeの動画は洋楽の和訳や童話の読み聞かせなどです。

 私が応援しているギタリスト、ジミー桜井さんが中心になって活動中のレッド・ツェッペリンのトリビュートバンド、Mr Jimmyの最新ライブの模様が、ユーチューブでアップされていたので、ご紹介します。
今回のバンドメンバーは、前回とはかなり面子が異なるので、パーマネントなメンバーではなく、臨時編成のラインナップかも知れません。

ラインナップ
ジミー桜井(ギター)、フランキー・バナリ(ドラムス)、Cory Kyle(ボーカル)、Jeff Mayer(ベース)

場所 アメリカ、カリフォルニア州タンザナ、『Petie's Place』

ボーカルのCory Kyleさんがロバート・プラントの歌唱法を意識してかなり健闘しているので、聴き応えがあります。
バンドが魅力的であるかどうかは、やはりボーカリストが重要になりますね。
ジミー桜井さんとフランキー・バナリさんの掛け合いもぴったりです。
ベースのJeff Mayerさんも、目立たないながら、安定したかなりテクニカルなフレーズで曲を盛り立てています。




お久しぶりです。
小説投稿サイト『小説家になろう』の方で、主に執筆活動を行うようになったので、こちらのブログは更新が滞りがちです…。
正直に言うと、このブログを始めて六年ほどになりますが、投稿しても読者さんからの反応がほとんどないという状況で、記事を書き続けるモチベーションがそろそろ限界なのです。
あまりの寂しさに我慢ができず、『小説家になろう』で作品を投稿する事にしたんですが、あちらは交流のための機能が充実していることもあって、書き手さんや読み手さんと交流を数多く結ぶことができるようになり、本当に生き返ったような楽しい毎日を過ごさせて頂いています。
なので、こちらのブログはこれからも更新がゆっくりになると思います。
『魔法使いサキの物語』などの長編作品は、当面こちらで更新を続ける予定なので、もし読んで下さっている方がいれば、気長に辛抱強くお待ちいただけると嬉しいです。
(ただ、いずれはサキのお話も、『小説家になろう』のみでの投稿に移行すると思います。その時はこちらのブログでお知らせするので、それ以降は『小説家になろう』の私のページに読みに来ていただければと思います。)

では、近況報告も兼ねて、最近描いたイラストをご紹介します。


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1967年にレコードデビューした、アメリカのロックバンド、『ドアーズ』の似顔絵です。
この絵も、『小説家になろう』で連載中のコラム『ロックの歴史』に添える挿絵として描きました。
以前ご紹介したビートルズの絵と同じくらい、気に入った感じに仕上げる事ができました。

 きょうは、久しぶりに、「魔法使いサキの物語」の第14章・第5話を書き進めてみました。
良い話の筋がなかなか思い浮かばなかったのと、「小説家になろう」の方でも別の連載作品を書いているので、サキの話はどうも停滞しがちになってしまいます。
しかし、長期の航海という一つの難所を今回で乗り越える事ができたので、これから書くのが楽しい場面が増えて来て、書き進めるのも楽になって行く気がします。



魔法使いサキの物語
第14章・第5話「ギリーニャへの入港」

ジル・ギエムと眼鏡の男は、どうせまた手を出して来るだろうから、この際海に放り込んでしまった方がいいと、カイザールは言いましたが、サキが二人を憐れんで、それを望まなかったので、当面彼らの出方を見る、という事になりました。
目を覚ました二人に、カイザールは、「少しでもおかしな動きをしたら命はないと思え。」と伝えました。
ジルは「あたし達を生かしておいたことを、あんたは後悔することになる。」と、サキをにらみつけながら言いましたが、カイザールとの魔法の実力差を歴然と見せつけられたからには、二人とも大人しく引き下がるよりありませんでした。

それからというもの、サキ達は追手の二人にいっそう用心しながら、船旅を続ける事になりましたが、ジルが再び、二等船室への階段に現れるような事はありませんでした。
レカから、この誘拐事件の顛末を聞かされたホピンは、「お前がいなくなったら、私は何を希望にして生きて行けばいいんだい。」と言って、震える手でレカを抱きしめました。そして、「カイザールさんは、お前の命の恩人なんだよ。ああ、なんて頼もしい人なんだろう!」と、潤んだ瞳で天井を仰ぎました。
レカは、「犬笛を上手く鳴らせたって、あの人、お父さんみたいに抱きしめてくれたの。温かくて素敵な人よ、お母さん!」と、嬉しそうに答えました。
サキが、「みんなに迷惑をかけてしまって、ごめんなさい。」と謝りました。
ホピンは、サキもレカと一緒に抱きしめながら、「私たちは、助け合ってここまで来たのよ。それが、私たち魔法使いにとって、今こそ本当に必要な生き方ではなくて?」
と尋ねました。サキは、感謝で胸がいっぱいになりながらうなずきました。

コメッサ号は好天にも恵まれて、それから六日ほどで、シンギ半島の沖合に到達しました。
甲板に出た人々は、水平線に細長く広がる陸地を見て、安堵と開放感の入り混じった歓声を上げました。ここまで来れば、もう荒海の猛々しい振る舞いに怯える事はないのです。
ホピンも、カイザールに支えられて甲板へ上ると、言葉もなく涙を流しながら陸地を眺めました。サキはレカの肩を抱いて、二人の様子に見とれていましたが、ふと振り返ると、船室に続く扉の横には、ジル・ギエムと眼鏡の男が立って、人々の向こうからこちらをじっと見つめていました。ジルの冷たい灰色の瞳には、頑なそうな暗い執念がありありと浮かんでいました。

ギリーニャのドノン港には、大小の交易船や漁船が停泊し、石畳の岸辺に積み置かれた木箱や大樽の間を、人足や船乗りが忙しそうに行き交い、コメッサ号が停泊した岸壁では、到着を待っていたらしい人々が集まって来て、賑やかな人だかりを作っていました。

下船は上級船室の乗客から行われ、三等船室の乗客の手続きはずいぶん待たされてから始まりました。
乗客が名前と身分と渡航の目的を告げると、役人がそれを帳面に書き記します。問題が無ければ、乗客は割符の半分を示して、それと引き換えに預けておいた所持金を受け取るのです。
でも、サキ達は、この審査を受ける事はありませんでした。
船が港に近付いたところで、船員や乗客が陸の方に気を取られている隙に、彼女たちは、船尾から縄をたらして、それを伝って、次々に海に飛び込んだのです。
先に投げ込んでおいた板切れにつかまって、サキはレカを、カイザールはホピンを助けながら、港から離れた岸を目指して泳ぎ続け、半時間後には、後ろに木々がうっそうと茂って港の陰になっている岩場にたどり着きました。

レカやホピンは疲れ果てて、岩の上にぐったりと横たわっていましたが、カイザールは、なるべく早く港から離れた方が良いと言って、立ち上がれないホピンを背負うと、皆を急かして林に入り、どんどん先へ立って歩いて行きました。
サキが今までに見た事もない形の植物が、林の中にはたくさん茂っていましたが、それらをゆっくり観察している余裕など、もちろんありませんでした。


つづく


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子供の頃、家の近所の絵画教室に毎週一回通っていて、そこでクレヨンと水彩絵の具を使った絵を描いていました。

放任主義の教室だったので、ほとんどの時間、棚に並んでいるドラえもんの単行本を読みふけって過ごすという、極めて不真面目な生徒でしたが、あの教室で、自分がどういう絵が好きなのかという、基本的な感覚を教えてもらえたと、今考えると思います。
私はその女先生の絵がきれい事過ぎてあまり好きではなかったし、私の描いた絵に先生が手を加える事にも強い抵抗感を覚えました。
私には、あのほとんど絵の知識も技術もなかった生徒だった当時から、私の好きな画風というものが、確かにあったようなのです。

クレヨンというのは、独特な画材です。
発色が極めて良い代わりに、美しく混色する事が難しい。描いた後で修正が利かない。水をはじくので、水彩絵の具を塗り重ねても、重ね塗りができない。

これらの特性のうち、発色が良い、というのと、水をはじく、という性質は、上手く使うととても効果的に作品の中で生かす事ができます。

それを、今回久しぶりにクレヨンを使って絵を描いてみて、再認識しました。

花火をモチーフにした、半抽象的な絵です。

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クレヨンの白を上手く使って、色を乗せたくない部分をカバーしてやると、後で水彩絵の具を塗るときに、きれいにその部分の白色を残す事ができます。
この技法が使えるという点だけでも、画材としてかなり魅力的です。
これからは、イラストを描くときに、クレヨンも積極的に用いてみようと思います。





ビートルズの似顔絵を描いてみました。
1964年12月に発売されたイギリスでの4枚目の公式アルバム、『ビートルズ・フォー・セール(Beatles For Sale)』のジャケット写真を基に、自由な彩色でイラスト化しています。

一人一人の似顔絵でも、似せて描くのが難しいのに、複数の人物を同時に描くとなると、けっこう神経を使います。(一人でも似てない人がいると、絵全体が残念な感じになりますからね。)
こだわった甲斐あって、自分の目で見た感じでは、だれを描いているか見分けが付くくらいには似せる事ができたと思います。(ただし、他の人が見た時に似ていると感じるかまでは分かりません。似顔絵って、描いた人の主観がどうしても入りますからね。)
色遣いも、自由に、きれいな配色で塗れたと思います。
最近描いたイラストの中でも特にお気に入りの一枚になりました。

ちなみに、描いてあるのは、左から、ジョージ・ハリスン、ジョン・レノン、リンゴ・スター、ポール・マッカートニーです。




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初期のロックンロールスター、バディ・ホリーの似顔絵です。
大きな黒縁眼鏡がトレードマークです。
愛用のギターはフェンダー社のストラトキャスター。ストラトキャスターをロックの人気ギターにした立役者でもあります。
ビートルズのジョン・レノンの若き日のアイドルで、ファッションや演奏スタイルなどに大きな影響を与えました。
1959年に飛行機事故により、22歳という若さでこの世を去りましたが、その実直な人柄やオリジナリティのある楽曲により、今でも多くのロックファンから愛されています。

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きょうは、ファンタジー小説、『魔法使いサキの物語』の、第14章・第4話を書き進めてみます。

前回のあらすじ
サキ達がナーグリアからの追手だと思っていたジルたちは、フラトで起きた魔法使いの革命を支持する勢力の一味でした。
ジルは、サキが持っているかもしれない『三法者の書』を手に入れるために、サキをフラトに連れ帰ると言います。

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魔法使いサキの物語
第14章・第4話「進むか、戻るか」

「あんたがカイザールだね。いつ魔法を使ったんだい。まったく気が付かなかったよ。見事なもんだ。」
ジルは言葉とは裏腹に、挑戦的なまなざしでカイザールを見上げました。
カイザールはジルが言葉を継ごうとしたその時、手に持っていたグラスの中の燃える液体をジルの顔に浴びせかけました。
「きゃっ!」
サキが悲鳴を上げ、ジルは青い炎を鼻と口から吸いこむと、うめきながら床に崩れ落ちました。
驚いたことに、気を失ったジルの肌は、見る間に赤褐色から色白の肌に変化して行きました。
レカが椅子から立ち上がって、カイザールにかけ寄って抱き付きました。
「けがはないか。」
「カイザールさん、私、上手くやったでしょう。」
レカは口を開けて舌を出し、その上に載せた穴の開いた草の種を見せました。「ああ。お前は勇気がある。」カイザールは何度もうなずきながらレカを抱きしめました。
炎が怖くて縮こまっていたサキが、ようやく気を落ち着かせて、
「さっきの液体は何だったの?」と震える声でカイザールに聞きました。
「自白剤だ。上手く調合できていたのか、自分で確かめてもらおう。」
カイザールはジルの襟首をつかんで引き起こすと、そのまま椅子にどさりと座らせました。ジルは「うーむ。」とうなりながら薄目を開けて、カイザールを見上げました。
「フラトでお前たちと連絡を取っていたのは誰だ。」
「ハウスト。」
「それが新生フラトの指導者の名前か。」
「違う。ハウストは指導者の側近だ。指導者の名前は、まだ明かされていない。」
「ふん。誰だか分からない指導者に従っているわけか。」
「誰だっていい。あたしたち魔法使いを、こんなみじめな立場から救ってくれるなら。」
「『三法者の書』は、今もスナクフ様が持っているかもしれないだろうに、どうしてサキに託したと思うんだ。」
「スナクフは、革命後、テトの王宮に舞い戻った所を捕らえられた。革命闘争をやめて、魔法使いの権利を認めるよう、アモスと交渉するようにと、指導者を説得しに来たのだ。指導者はスナクフの魔法を封じて、アモスの所在や三法者の書のありかを吐かせるために、魔法による拷問にかけた。自白剤が効かなかったからだ。その結果、スナクフはアモスの所在を知らない事や、三法者の書がすでに手元にない事を明らかにした。さらに痛めつけると、スナクフは三法者の書を、サキか、ダンケルとマイネという魔法庁の役人か、どちらかに託したことを自白した。」
「なんてむごい事を。」サキは我が事のように口を手で覆いました。
「スナクフ様は、今どうされているの?」
「人質として結界牢(けっかいろう)に閉じ込めてある。お前とダンケルとマイネをフラトに連れ戻すためだ。老体に、拷問まで受けているからな。たとえお前を連れ戻しても、それまで持つかどうか……。」
サキが言葉を継げなかったので、カイザールは、現在のテトの都の様子や、革命後の王国軍の動向などを、ジルに問いました。しかし、それらはジルの感知しない事らしく、むにゃむにゃとあいまいな返事をしただけでした。
レカは、カイザールとジルの問答が終わると、待ちかねたように、
「ねえ、この人たち、どうするの。」と聞きました。
「サキが決めるんだ。こいつらの目的は俺たちではなく、サキだったのだからな。」
サキは、「私、この人たちと一緒にフラトに戻る。」と、答えました。
レカはおどろいて、
「革命は、まだどちらが勝つか決まってないんでしょう。テトの都だって、ずっと魔法使いが治めていられるか、分からないのよ。」と注意しました。
「スナクフ様には、とても大きな恩があるの。私が戻ることでお助けできる可能性があるなら、そうするのが一番いいと思う。」
「どんな恩があるっていうの。命がけでここまで来たのに。また逆戻りするなんて。サキ、きっと途中で死んでしまうわ。」
レカはしゃべっているうちに口をゆがめて泣きそうになりました。
「スナクフ様は---」
サキはスナクフとの関係を説明しようとしましたが、その時、左手の中指に刺すような痛みを感じて、あわててその手を確かめました。
指に巻きついた透明な魔法の指輪が、白い炎の渦を描きながら、明滅するように光を放っていました。
サキは魔法庁で見聞きしたことを、スナクフから魔法で口止めされていた事を、ようやく思い出しました。
「ね、私たちと行きましょう。サキはお師匠様を助けに行かなければならないんでしょう。私、できるだけサキの役に立つわ。サキがフラトへ戻るって言った時、私すごく嫌な予感がしたの。ね、だからお願い、フラトへは戻らないで!」
レカが懇願しましたが、サキは、それでもスナクフのことが心配で仕方がありませんでした。半生をかけて、フラトでの魔法使いの地位向上を成し遂げ、王家と国家の繁栄に一生を尽くして来た誠実な人が、今、その恩恵を受けて来たであろう人々から、理不尽な仕打ちを受けているのです。どうして見て見ぬふりなどできるでしょう
その時ふと、サキは、これが自分一人で決められる問題ではない事に気が付きました。
「トミーにも意見を聞いてみるわ。もし、私について来たくないって言ったら、彼の身の振り方も、考えなければいけないし。」
サキは懐から小箱を取り出して、ふたを開けると、「話を聞いていたでしょう。どうしたらいいと思う?」と聞きました。
小箱の中では、小さくなった帽子のトミーが、いつもの通り、仏頂面でこちらを見上げていました。
「どうしたもこうしたもないね。俺は革命がおっ始まったフラトになんか戻りたくないし、ましてやカン・ソクのために最果てのナップへ行くなんて事もまっぴら御免なんだ。それに、何だって?俺の身の振り方?どうしてお前はそう、自分の勝手で俺をどうこうできると思っちまうんだい。」
「ごめんなさい。」サキはしょんぼりして謝りました。トミーはうつむいたサキを見ると、なおさらしゃくにさわったらしく、帽子のつばをパタパタ打ち鳴らしてから、
「一つ言える事はだ、スナクフはたとえ自分が死んじまうような目に遭ったとしても、お前がフラトにもどって来る事なんか絶対に望んじゃいない、って事だ。」
サキは驚いてたずねました。「なぜそう思うの?」
「考えてもみろ。魔法使いなら誰もがほしがる三法者の書を、初めて会ったお前にこっそり託したかもしれないって事は、何が何でも革命軍にそれを渡したくないって事だろう。」
「あ!」
「そして、老かいなスナクフのことだ。危険を承知で都へ戻ったのも、自分なりのもくろみがあってのことに違いねぇ。そこへお前がのこのこと帰ってみろ。お前なんかに大切な三法者の書を託さなきゃよかった、と失望させるのが落ちだぞ。」
サキは本当にそうだと思いました。ここまでの旅で、スナクフの予知や先見の明が、どれだけ自分を助けてくれていた事か。そんなすごい魔法使いが、考えなしに軽はずみな行動をとるはずがありません。
「そうだわ。私が戻ったら、かえってスナクフ様の計画の邪魔をしてしまうかもしれない。」
サキの決意が揺らぎだしたので、レカが、「そうよ。きっとそうよ。」と、急いで合いの手を入れました。
トミーが言いました。
「一番いいのは、ナップに行くなんて無謀な事はあきらめて、シンギ半島でどこか安全な場所を見つけて、そこで魔法使いであることを隠しながら、平穏に暮らして行くことだな。」
レカはいよいよ、トミーに味方して、「そうよ!私たちと一緒に暮らしましょうよ!ねえ、カイザールさん。」と、カイザールの上着のそでを引っぱってたずねました。
カイザールは、レカがすっかり、自分とホピンが一緒になるものと思っていることを知って、嬉しいやらとまどうやら、「うむ?」と妙な返事をしてしまいました。
サキは、首を横に振って、トミーを見おろすと、
「ナップにはカン・ソク先生がいて、今も誰かの助けを待っているのよ。それに、ナップへ行くことは、あなたも承知してくれたでしょう。」と聞きました。
「承知も何も、しょせん俺はお前の帽子だからな。」
トミーはつっけんどんに答えると、帽子のつばを器用に伸ばして、小箱のふたをつかむとパタンと閉じてしまいました。

つづく


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今日は、ロックンロール・ミュージックの創始者である、チャック・ベリーと、エルビス・プレスリーの似顔絵を描いてみたので、ご紹介します。


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二人がレコードデビューしたのは、1954年(エルビス)と1955年(チャック)とほぼ同時期です。
彼らの登場によって、ロックンロールはその基礎を確立し、以降のロックミュージシャンは、直接的、間接的に彼らからの影響を受けて自己のスタイルを確立することになります。

チャック・ベリーは黒人なので、肌の色もそれらしく塗ろうか迷ったんですが、参考にした写真がモノクロだったので、色のイメージが湧かず、白っぽい顔のままにしてあります。
絵全体の色のバランスや、デザイン的な観点で見てもらえると嬉しいです。





プラットホームの
木造の屋根
新式電車が居るときは
ここだけ
ひっそり
古びた感じ


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鉄道ファンなら、画像のプラットホームの屋根と、電車の一部を見ただけで、これがどこの駅だか、分かるのかな。
さすがに、難しいかな。




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